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第18回ビジネスアーキビスト研修講座開講速報(3日目) 
10月18日入門コースの3日目が終了しました。内容の速報をお届けします。

 入門コース3日目の前半は、記録管理学会会長を前に務められていた、出版文化社アーカイブ研究所の小谷允志所長を講師に迎え、主に現用文書を対象とするレコードマネジメント(記録管理)の現状に関しての概論をお聞きした。2011年に施行された公文書館理法の趣旨も踏まえつつ、現代の企業における記録管理の意義や課題について、事例を交えながらご説明いただいた。

 後半は、渋沢栄一記念財団の松崎裕子氏から、「企業アーカイブズとは」というテーマにズバッと切り込んだお話を伺った。国際アーカイブズ評議会(ICA)でも活躍されているお立場であり、海外企業のアーカイブズに対する取組みもご紹介いただきながら、企業のアーカイブズ担当者(企業アーキビスト)に求められる役割、果たすべき使命について、多面的に解説していただいた。

(文責:大日本印刷株式会社 村田孝文)

 
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