日本アーカイブズ学会2025年度大会について、プログラムの概要が決まりましたので、下記の通りお知らせいたします。アーカイブズをめぐる諸課題と可能性にご関心のある方は、どなたでもお気軽にご参加ください。なお、本年度大会は一橋大学大学院社会学研究科との共催(協力)で開催いたします。
プログラム概要
※タイトル、時間、会場等は変更となることがあります。
(1)大会講演会 4月26日(土)15:30〜16:30 《2201番教室》 タイトル:「日本近世史研究と史料目録編成」 講演者:渡辺尚志(一橋大学名誉教授・松戸市立博物館館長)
(2)自由論題研究発表会 4月27日(日)10:00〜12:20 【第1セッション】《2202番教室》 林美帆、除本理史「公害資料館ネットワーク設立12年の成果と課題」 清水ふさ子「近代日本の商業組織における重要記録の作成と保管に ついて―長瀬商店(現:花王株式会社)資料における「記録シリ ーズ」(全6号、1888年-1934年)を事例に―」 渡邊 健「医療観察事件に関する記録の利用−被害者遺族への記録・ 情報開示の実際−」 阿久津美紀「アーカイブズから受けるトラウマ―戦争・先住民・人権 侵害等の被害者の広がりと回復―」
【第2セッション】《2206番教室》 曹志強、白井哲哉「中国の地方档案館(局)におけるAIを活用した文書 公開判定の現状と課題」 淺井良亮「公文書管理とAI:評価選別への導入を考える」 菅 真城「日本におけるアーキビストのリカレント教育の課題:認証 アーキビストを手がかりに」
(3)大会企画研究会 4月27日(日)14:00〜17:00《2201番教室》 テーマ:「自治体史編纂とアーカイブズ:トータル・アーカイブズを 考える」 報告:大月英雄(滋賀県立公文書館)「自治体史編纂事業が拡げる 公文書館機能」 高村恵美(常陸大宮市教育委員会)「基礎自治体における自治体 史編纂事業」 尾崎泰弘(飯能市立博物館)「博物館におけるアーカイブズ 資料の利活用」 コメント:古賀崇(天理大学)
常設プログラム 賛助会員出展《2203番教室》 SIGフォーラム《2203番教室》 (日本アーカイブズ学会認定SIGに関心を持つ方の交流の場です。)
|